実験室-Danger-では大変危険な実験をしています。
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2009年6月29日月曜日

スタンガンやるZE!

 お久しぶりです。roboです。
討論会という企画のおかげで、かなり盛り上がってまいりました。
shiroさん、bwsさんの記事がはやく読みたいですな。
よろしくお願いしますよ。

で、本題ですが、このまえ3kVのスタンガンを作ってましたが、結構満足してたんですね。
まぁ、ドラマで3cmくらい飛ばしてるスタンガンを見て、
「こんな威力はさすがに無理なんだろうな・・・・・」とは思っていました。

ところが、Prankさんのスタンガンの記事。びっくりしました。
威力が違いすぎますよ!3cmとまでは行きませんが、あの音!
私の「パチパチパチ・・・・・」だったらPrankさんのは「ビーーン」なんですよね。
さっき何発飛んだって言われても数え切れないその速さ!
私はパソコンの前で、すげぇ・・・・っていってました。
いつかやりたい・・・・・そう思いました。

この前のわたしの記事では、秋月から届いたダンボールの写真がうつってました。
そう、その中にインバーターが入っていんですwwww
気づいたひともいましたねぇ。

今回の製作は
1、機能美
2、小型化
3、高出力
に重点を置きました。

では、回路部の製作です。










準備する部品
・インバーター
 (1KV 1個)
・9V電池
・スイッチ類
 (スライド2個プッシュ1個 [マイクロスイッチ2個、リードスイッチ1個])
・セラミックコンデンサ
 (4KV1000pF 10個 )
・ダイオード
 (1KV 20個)
・基板

メインの回路です。
コックロフトウォルトン回路
10段 入力1KVです。
テストのときにGNDと入力が逆だったり、ダイオードの向きが反対になってたりとか言うミスで「なぜ動かない!」と数十分悩みました。

ダイオードのつめ方がヤバイです。
短絡がおきなかったのがびっくりでした。

基盤の下のスペースは後で使います。


で、こちらが仮組したもの。
テストもうまくいきました。
 LEDは電源ONで緑、放電時にオレンジになります。
 インバーターの下から伸びているのは出力側にあるコンデンサをショートさせるスイッチです。ショートさせる事で威力が格段にアップします。Prankさんの記事のwataさんのコメントを参考にした・・・というかそのまま使わせてもらいました。学生同士で技術向上ということで。
 そして最もこだわったのがキーロック部分。
秋月のキーロックスイッチでもよかったんですが、あえて自作で。
マイクロスイッチ2門と、リードスイッチをつかって、形、磁気で鍵を認識します。
リードスイッチ、前作で失敗した磁気スイッチですが、基板に固定する事で今回は失敗しませんでした。
あのメイン回路の余ったところはこれに使われました。
 もうすでに高威力、多機能が見えてきました。


次にケースの製作です。











用意するのは
・アクリル板(2mm厚 白色)
・アクリルカッター
・マジック
・ものさし
・アクリル接着剤

まずは、けがきます。
写真に写ってたマジックは水性ですぐ消えたので急きょ油性マジックで。







アクリルカッターで切ります。
切る作業は切る線をカッターでなんかいも、なんかいもこすって溝をつけ、わります。
とても根気の要る作業で、よくずれて傷が入ったりします。
このときは薄っぺらいものさしでなく、ぶあついのにしてください。
わたしは3mm厚のアクリル板の切れっ端を使いました。
また、薄いうちにおると別の方向に割れます。


で、スイッチとかのつく板の加工です。
いろいろな穴が開くので、ドリルであなをあけ、やすりで削ります。
で、やっちまったZE










Σ(゚д゚lll)ガーン

作り直すのが面倒で、そのまま使いましたとさ。
めでたしm・・・・・・・めでたくねぇ!!

見事な傷が入り、残念な事です。
作り直せって突っ込まないでください。











で、完成です。
小型化のほうは前回と同じくらいに・・・・・
ま、この威力でこれならいいほうですかねぇ。
まだふた閉めてない写真ですが、また後日動画と一緒にあげます。

次回作はなかなか予定が・・・・・
ネタはありすぎて困るほどですが、実現が夢のようなものばかりでして。
時間も無いし。

ではまた。roboでした。

10 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

これは良い感じに仕上がりましたね。
ケースをアクリル版から作ってしまうというのも凄いですね、自分はアクリル版を切断するときはドリルで穴を開けてから力ずくで折ってます。
もはや切断では無いです(笑)

あと、もう試してみたかもしれませんが出力コンデンサの容量の値を変化させても出力が変わります。
容量を大きくすると出力も大きくなり、逆に小さくすると出力も小さくなります。
自分はほんの少しコンデンサの容量を増やして地味に出力を上げてます(笑)

robo さんのコメント...

コンデンサの容量ですか・・・・
前回スタンガン(http://laboratory-danger-robo.blogspot.com/2009_01_01_archive.html)でわかったんですが、威力でかい変わりに放電速度が遅いんですよね・・・・。カメラの回路を使っていたので、容量をわざわざちいさくしたんです。
速度が速くなってよかったですが、インバータを変えた今、もう一度試す価値はありそうですね。

るえか さんのコメント...

すいません、名前の記入を忘れていました。
るえかです^^;

出力コンデンサとは、インバータの出力側の黄色のコンデンサのことです。
まぎらわしい表現をしてしまって申し訳ないです。
実際に4000pFぐらいの容量のものに付け替えるとショートさせたときより出力が少し大きめにみえました。
発熱は相当ヤバかったですが(笑)


あと、自分もブログをやっているのですがよろしければリンクさせていただいてよろしいでしょうか?

robo さんのコメント...

まじっすか!
そんな重要な事なら作る前におしえてくれー(殴

リンクの件ですが、もちろんOKです。そのときは是非こちらからもリンクを張らせていただきたいと思います。

るえか さんのコメント...

ありがとうございます。
早速張らせていただきました。
あと、もうすでに自分のブログは以前からリンクを張っていただいていたのですね。
見落としていました、申し訳ありません。
これからもよろしくお願いします^^

robo さんのコメント...

あ、ほんとうですね。もうはってますね。
にしてもマルクス回路ですっけ。すごいっすねぇ。
かなり危険なにおいがぷんぷんデス。
これからも期待してますよー

wata さんのコメント...

るえかさん、
インバータのコンデンサは容量を変えなくてもショートさせてしまえばいいですよ。あそこには相当高耐圧な物じゃないと耐え切れませんので。
自分はコンデンサがあったところをジャンパしてトランジスタをヒートシンクにくっ付けて使ってます。

るえか さんのコメント...

roboさん>
ありがとうございます、
頑張ります(´・ω・`)
wataさん>
トランジスタの発熱が気になってショートはさせてなかったんですが
ヒートシンクに取り付けるという考えはありませんでした^^;
早速自分もやってみます。

wata さんのコメント...

ちょっといいこと思いついたのだけど臨時討論会を開かない?

wata さんのコメント...

やっぱ次まで待つことにします。